企業は、不確実性と変動性が一段と高まりつつあるリスク環境に加えて、インフレ懸念の増大、景気低迷、サプライチェーンの分断、人材不足、異常気象、サイバー攻撃などの新興リスクに直面しています。
中堅・中小企業は特に、こうしたリスクから自社事業を守り、リスクを効果的に軽減するための手段を積極的に模索する必要があります。なぜなら、ひとたび財務面で損失を被れば、従業員やサプライチェーン、収益の面で深刻な事態に陥りかねないからです。
保険は、企業の持続可能な経営のために必要不可欠であり、財物や資産に対して損失や損害、あるいは事業中断が発生したとしても、条件を満たしていれば財務的に補償されることで、事業の継続が可能となります。
企業向けの保険商品や補償が市場に数多く存在するため、財務およびリスク管理の両面からみて、自社に最適な保険商品を判断することは非常に困難です。経験豊富で信頼に足るリスクアドバイザーに相談することで、各種リスクに備えた補償内容について十分な情報を得た上で判断を行い、自社に適した保険を選択しやすくなります。
マーシュは顧客のニーズに合わせてカスタマイズするのはもちろんですが、幅広い業界に対して広範な種類の保険サービスの提供が可能であることが強みと言えます。
リスクアドバイザーを通じて保険に加入すれば追加の費用が発生するという印象があるかもしれませんが、リスクアドバイザーは、インフレ環境で保険料も高騰する中、最も費用対効果の高い保険を探し出すための最善のパートナーです。 リスクアドバイザーは市場に関する知識と保険会社とのネットワークを駆使して、自然災害や気候リスクにさらされる資産をはじめ、財物損害や事業中断などの難しい領域での引受キャパシティの獲得を支援するだけでなく、企業にとってどの保険契約が適切であるかも公平に評価します。
また、海外との取引や進出に伴い、適切な保険に入っていることが条件となることが多く、こうした場合でもマーシュのようなグローバルで保険を扱うリスクアドバイザーが必要となります。
さらに、リスクアドバイザーは、企業が抱えるリスクの補償が必要とされる範囲を明確化して、リスク面の盲点を洗い出すことで、被害を受けても経営が不安定化しないための重要な役割を果たします。企業がリスクアドバイザーと連携することで、厳しい状況下でも事業の継続に専念できる環境が生まれます。
専門性の高いリスクアドバイザーはビジネスニーズを満たし、事業の成長を加速させるためのビジネスパートナー的な存在なのです。
リスクアドバイザーは、サプライチェーンにおけるリスクや、異常気象に関するリスク、それらに伴う事業中断リスク、または損害賠償や会社役員賠償責任など、複雑化する事業リスクに対処するための重要なパートナーです。詳細については、こちらからお問合せください。
13/06/2024