東京 2026年2月23日 | 保険仲介とリスクマネジメントの世界的なリーディングカンパニーであるマーシュ(NYSE: MRSH)が発表したマーシュ・グローバル・インシュランス・インデックスによると、グローバルベースでの企業向け保険料率は2025年10-12月期(第4四半期)に4%の低下となりました。保険会社間の競争が激化する中、損害請求額が少なく再保険の料率が有利な傾向であったこと、保険市場の引受キャパシティが拡大していることが主な要因となっています。
2025年の第4四半期は、米国を除くすべての国や地域において総合的な保険料率は低下しました。
パシフィック地域は12%低下、インド・中東・アフリカ(IMEA)は10%と大きく低下し、ラテンアメリカ・カリブ海地域、英国およびカナダでは7%の低下となりました。欧州は6%、アジアでは5%低下となりました。米国は前四半期に1%低下しましたが、今期は±0%となりました。
グローバル市場では7年間にわたって上昇を続けてきた保険料がその後、6四半期にわたって低下を続けています。これは2021年の第1四半期見られた傾向と同様の特徴といえます。
その他のトレンド
本報告書について、マーシュでグローバル・プレイスメント統括責任者を務めるJohn Donnellyは、次のように述べています。
「過去6四半期にわたり、グローバル保険市場における多くの地域では、全ての保険種目において充分な引受キャパシティがある環境でした。予期せぬ状況変化がない限り、この先も同様な状況が続くと予想されます。リスクが複雑化している中、顧客は保険料率の低下だけではなく、より有利な契約条件や補償範囲の拡大を目指し、保険プログラムで企業レジリエンスの強化を目指す良い機会となるでしょう」