東京 2026年5月21日 | 保険仲介とリスクマネジメントの世界的リーディングカンパニーであるマーシュ(NYSE: MRSH)が発表した最新のマーシュ・グローバル・インシュランス・インデックス(GIMI)によると、2026年第1四半期におけるグローバルの企業向け保険料率は全体で5%低下し、これは前四半期の4%低下に続くもので、7四半期連続の低下となりました。主要な保険種目のほぼ全てで見られた保険会社間の激しい競争と保険市場の潤沢な引受キャパシティの拡大などが主な要因となっています。
2026年第1四半期は、すべての国や地域において対前年比で総合的な保険料率は低下しました。パシフィック地域は12%低下、インド・中東・アフリカ(IMEA)は10%低下と最大の低下を示し、ラテンアメリカ・カリブ海地域、および英国で8%低下、カナダで6%低下、欧州およびアジアで5%の低下となりました。米国の総合保険料率は、2025年第4四半期に±0だったのに対し、2026年第1四半期は1%の低下となりました。
その他の主要トレンド
本報告書について、マーシュでグローバル・プレイスメント統括責任者を務めるJohn Donnellyは、次のように述べています。
「中東情勢が保険市場に与える影響について引き続き注視しておりますが、現時点では保険会社の収益が堅調であるため、保険会社間の競争的な環境は続く見込みで、有利な再保険と潤沢な保険キャパシティに支えられている財物保険などはその傾向が顕著です。全般的な経済的不透明感やインフレ圧力が高まる中で、顧客は保険プログラムの最適化および、限度額の買い増しや、保有の見直しなどにより、今後の保険プログラムのレジリエンスを高める良い機会です。」