東京 2026年7月30日 | 保険仲介とリスクマネジメントの世界的リーディングカンパニーであるマーシュ(NYSE: MRSH)はマーシュ・グローバル・インシュランス・インデックス(GIMI)(2026年第2四半期)を発表しました。当レポートでは、2026年第2四半期におけるグローバルの企業向け保険料率は全体で6%低下しました。これは前四半期の5%低下に続くもので、8四半期連続の低下となりました。財物保険料率は12%低下となった一方で、賠償責任保険料率は米国での継続的な懸念材料が主因となり2%上昇しました。
2026年第2四半期は、主要な保険種目全てにおいて潤沢な引受余力と保険会社間の強い競争が続いたことから、保険料率の低下が8四半期連続となりました。堅調な業績や潤沢な資本、再保険コストの低下、運用収益の改善を受けて、保険会社間の競争が一段と高まり、保険料率の低下につながりました。
2026年第2四半期は、すべての地域で前年同期比の総合的な保険料率が低下しました。インド・中東・アフリカ(IMEA)は16%低下と全地域で最大の低下を示し、パシフィック地域で13%、ラテンアメリカ・カリブ海地域で9%の低下となりました。英国では8%低下、次いでカナダで7%低下、欧州で6%低下、アジアで5%低下となりました。米国の総合保険料率は、2026年第1四半期に1%低下したのに続き、2026年第2四半期は2%低下となりました。
その他の主要トレンド:
本報告書について、マーシュでグローバル・プレイスメント統括責任者を務めるJohn Donnellyは、次のように述べています。「多くの市場では、保険会社は価格面の競争に加え、補償範囲の拡大や保険条件の充実、免責金額の引き下げなどを通じて、他社との差別化を図る動きも見られました。また、世界経済の先行き不透明感を背景に、多くの企業は保険料の低下による削減分をそのまま手元に残し確保しています。一方で、キャプティブの活用など、従来型ではない方法によるリスク対策への投資も続いています。」