プレスリリース

2021年第4四半期のグローバルベースでの企業向け保険料は13%上昇し、緩やかな動きを見せている

サイバー保険料は上昇を続けており、一部の地域では倍増

東京 | 2022年2月21日

保険仲介とリスクマネジメントの世界的なリーディングカンパニーMarsh (以下マーシュ)が発表したマーシュ・グローバル・インシュランス・インデックス日本語版によると、グローバルベースでの企業向け保険料は2021年第4四半期に13%上昇し、2021年第1四半期以来緩やかな上昇傾向が続いています。

保険料上昇は17四半期連続となり、多くの保険種目と地域において引き続き緩やかな上昇を見せています。大半の地域では、財物保険や役員賠償責任(D&O)保険の保険料上昇率が鈍化したため、緩やかな上昇となりました。保険料の上昇率は、英国では22%(第3四半期の27%から低下)、米国は14%(第3四半期から横ばい)、パシフィック地域は13%(第3四半期の17%から低下)し、これらの地域は引き続き世界全体の保険料の推移をけん引しています。アジアでは第3四半期に比べ6%減の4%、欧州大陸では10%減の9%の保険料の上昇率でした。こうした緩やかな傾向に対する例外は、中南米とカリブ海諸国で、保険料率の上昇は前四半期から2%増の4%となりました。

その他のトレンド

  • グローバルの財物保険料は平均で8%上昇し、2021年第3四半期の9%上昇から低下しました。財物保険料は平均で5%上昇し、過去2四半期の6%から下降傾向にあります。
  • サイバーに牽引された金融・プロフェッショナル分野の保険料の上昇は、前四半期の32%から31%と、主要保険種目で最も高い上昇率となりました。
  • サイバー保険の保険料率は、多くの保険会社が補償条件の引き締めを図ろうとしているランサムウェアによる保険金請求の発生頻度や深刻度が絶えず増加していることを主因に上昇を続けています。

マーシュ・スペシャルティ部門およびマーシュ・グローバル・プレースメント部門の統括責任者であるルーシー・クラークは次のように述べています。「私たちは、手腕が試されるようなリスク環境下そして保険市場で事業を展開しており、サイバー保険などの顧客と保険会社双方にとって難しい分野での解決手法の開発に注力してまいります。しかしながら、より広い視点では、2022年までは引き続き、顧客に好まれるような緩やかな保険料率の上昇が予想されます。」

 

 

About Marsh

保険仲介とリスクマネジメントの世界的リーディングカンパニーであるマーシュは、約45,000名以上の従業員が130か国でデータに基づくリスクソリューションとアドバイザリーサービスに従事しています。マーシュは、リスク、戦略および人的資本の分野におけるグローバルなコンサルティング・ファームであるマーシュ・マクレナン(ニューヨーク証券取引所上場:MMC)の一員です。マーシュ・マクレナンの年間総収入は約200億米ドル超、マーシュのほか、ガイ・カーペンターマーサーおよびオリバー・ワイマンを傘下に各分野で業界をリードし、お客様を支援しています。詳細情報についてはmmc.com,  LinkedInTwitterをご覧ください。マーシュ・マクレナンは情報提供ツールBRINKを運営しています。

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