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グローバルおよびアジアの保険市場インデックス

アジア保険市場の保険料率:2025年4-6月期(第2四半期)

アジアにおける企業向け保険料率は5%低下(前四半期は3%低下)

  • 韓国は25%低下(前四半期 14%低下)、マレーシアは8%(前四半期 10%低下)、台湾は7%低下(前四半期 ±0%)と、大幅に低下しました。

アジアのレポートをダウンロードして、アジア市場の動向と最新の分析情報を入手する。

2025年4-6月期のグローバルベースでの企業向け保険料率は4%の低下となり、7年間にわたって上昇を続けてきた保険料率が4四半期連続で低下しました。

四半期ごとに発表されるグローバル保険市場インデックスはマーシュ独自の指標であり、契約更改時の企業向け保険料率の変化を示し、アジアの保険市場の状況を映し出しています。アジア市場に関する主要ポイントは以下のとおりです。

2025年4-6月期におけるアジアの財物保険の料率は5%の低下(前四半期は3%の低下)

  • 国際市場を中心に保険会社間の競争が激化し、顧客は特にサブリミットと免責額の面で有利な条件を獲得しやすくなりました。
  • 韓国は前四半期の13%の低下から、さらに低下し今期は28%の低下と、大きな下げ幅を記録しました。
  • 台湾は8%の低下となり、10四半期連続の上昇から初めて低下に転じました。
  • 日本の財物保険料率は上昇基調が継続し、前四半期と同様に3%の上昇となりました。

2025年4-6月期におけるアジアの賠償責任保険の料率は前四半期と同様に2%低下

  • 一般的な傾向として、損害実績の無い顧客は相対的に大きな料率の引き下げを享受しました。
  • 韓国の賠償責任保険料率は22%の低下となり、大きな下げ幅を記録しました。その背景には、国内外の保険会社間で激しい価格競争が高まったことがあります。
  • 日本は6%上昇(前四半期は7%上昇)、タイは2%上昇(前四半期は7%低下)となりました。

2025年4-6月期におけるアジアの金融・プロフェッショナル分野の保険料率は7%低下(前四半期は8%の低下)

  • 新規株式公開(IPO)含む資本市場が活発化し、保険会社はD&O保険(役員賠償責任保険)を中心に新たな事業機会がありました。
  • 中国(前四半期は10%低下)とマレーシア(前四半期は18%低下)の保険料率は共に13%低下と大きな低下となりました

2025年4-6月期におけるアジアのサイバー保険料率は7%低下(前四半期は8%低下)

  • 初めてサイバー保険に加入する顧客が増加したと共に、顧客の多くが補償範囲を拡充しました。
  • 第三者からのサイバーリスクは、保険会社および企業がサイバーリスクやデジタルサプライチェーンを評価する際の重要なポイントであり続けています。
  • タイは28%低下(前四半期 18%低下)、マレーシアは13%低下(前四半期 8%低下)、韓国は13%低下(前四半期 13%低下となり、前四半期に比べて大きく低下しました。

2025年4-6月期の保険料率データを紐解けば、企業による強固なリスクマネジメント戦略の実施が有利な保険料率や保険条件の獲得につながり、補償ギャップを埋める重要な機会となりました。

お客様のビジネスリスクに対応した保険戦略を確実に実現するために、マーシュが提案する6ステップのアプローチをご覧ください。

  1. 物的なレジリエンス向上に向けてリスクエンジニアリングを実施する
  2. 正確な再調達価額の算定に向けて専門家の資産価値評価を優先的に実施する
  3. 正確な申告価格の算定に向けて事業中断保険を再評価する
  4. リスクファイナンス最適化を用いてリスク保有とリスク移転とのバランスを取る
  5. 他に例をみない規模の保険引受のネットワークを活かして、リスク資本へのアクセスや有利な保険条件を勝ち取る
  6. 損失発生後の複雑な保険金請求に備える

アジア保険市場における総合的な保険料率の推移

貴社の保険プログラムを見直し、補償ギャップを埋めましょう。下記フォームから、レポートのダウンロードおよび弊社アドバイザーまでお気軽にお問い合わせください。